動物の絵は、歴史をさかのぼれば数万年前の壁画にも描かれているくらい、古くから存在するものです。
また生活においても動物は長年のパートナーの場合もあれば、信仰の対象の地域もあり、ときに狸や狐のように化けたり、あるいは家族のようでもあったりと、その動物の種類や時代ごとの距離感のなかで関係が育まれてきました。
絵の世界では、太古の壁画までさかのぼらなくても、たとえば江戸時代に活躍した鈴木晴信や歌川広重の浮世絵に出てくる生活の傍にいる猫、円山応挙の描くかわいい仔犬、近代以降では小原古邨や竹内栖鳳なども印象的な動物の絵を残しています。
ほかにも数多くの動物たちの絵が描かれてきた歴史があり、もちろん過去だけでなく、現代でも、クマのプーさんだったり、ジブリアニメに出てくる黒猫のジジだったり、ラッコのぼのぼのだったり、また、イラストレーション(本の装丁やデザインでも見られるようなイラスト)や絵本の世界などでも動物は息づいています。
この記事では、そのなかでも今の日本で活躍するイラストレーターさんでかわいい動物の絵を描く作家さんを紹介しています。
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agoera
agoera(アゴエラ)さんは、揺らぎのあるような世界で、日常の穏やかな光景を描くイラストレーターさんです。
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光が柔らかく、動物だけをメインに描いているわけではありませんが、日常にそっと存在するような犬や猫、水辺の鳥などもときおりモチーフとして描かれています。
てらおかなつみ
てらおかなつみさんは、アニメのキャラクターのようなかわいい犬の絵を描くイラストレーターさんです。
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童心に帰れるような、見ているだけでも心がゆるむような犬のイラストが魅力で、グッズや装丁、パッケージなどの絵を描きながら、個展なども開催しているようです。
リポ・トウ
リポ・トウさんは、削ぎ落とされた線によって犬を表現する、ふしぎな魅力の絵描きさんです。
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簡素な線だけで表現されている絵もあれば、彩色がほどこされている絵もあり、どれもかわいいだけでなくちょっとユーモラスな雰囲気も湛えています。
西村ツチカ
西村ツチカさんは、愛らしい子熊のキャラクターを描いていることでも知られる、漫画家、イラストレーターさんです。
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装丁のようなデザインを担当するときはクマ以外も描いていますが、ふだんは、人と変わらないように日常を送るクマの絵をSNSなどでアップしています。
また、そのクマのキャラの画風で、宮沢賢治の童話を原作とした漫画『なめとこ山のクマ』も描いています。
中村雅奈
中村雅奈さんは、そっと隠れているような小さな犬の絵が印象的な画家、漫画家、イラストレーターさんです(漫画名義は中村一般)。
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漫画『ゆうれい犬と街散歩』のあとがきに、漫画に出てきたゆうれい犬について、以前一緒に暮らしていた犬をモデルとしたイマジナリーフレンドだと書いていましたから、いろいろな絵に描き込まれている犬もその子なのかもしれません。
イラストの仕事では、風景や人物画、またポケモンカードの絵も担当しています。
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ここで選んだ絵は、割と好みに寄った、静かであったりかわいい動物画のイラストにかぎっていますが、彩り豊かでポップな絵など、多種多様な動物の絵を描くイラストレーターさんがいて、いかに動物という存在が人にとって今も変わらずどれほど密接でときに癒しをもたらしてくれる存在かがわかります。